イベント詳細

【第15回糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム】

日時:2017年10月26日(木)〜27日(金)
会場:九州大学医学部百年講堂(福岡市東区)
主催:日本糖鎖科学コンソーシアム
共催:新学術領域「動的構造生命」,理化学研究所
世話人:神田大輔(九州大学)
Web サイト: http://www.jcgg.jp/02/symposium.html

テーマ:「拡大を続ける糖質科学研究:基礎・応用生物学から健康・医療まで」のもとで6つのセッションを行った.
1. 「企業化,企業との共同研究など企業サイドからみた糖鎖科学研究」
2. 「複合糖質と感染症」
3. 「糖鎖関連蛋白質の構造生物学研究」
4. 「糖鎖を介した微生物—高等生物との相互作用」
5. 「糖鎖ナノメディシン」
6. 「多糖マテリアル科学研究の最前線」
このうち,セッション2とセッション3を新学術領域「動的構造生命」が担当した.

特別講演中のD. Branch Moody 教授

開催趣旨:
日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)は日本糖質学会理事が中心となり,2002~3年に纏めた「糖鎖科学研究拠点・コンソーシアム構想」を下に2004年に発足しました.糖鎖科学研究の将来構想を追求し戦略的に進めることを目的として,糖鎖研究のリーダーが交代で世話人を努め過去14回のシンポジウムを開催してまいりました.今回九州では初めての開催ということで,九州における糖鎖科学研究関係者に広く呼びかけ,6つのセッションのオーガナイズをお願いしました.基礎研究から医学研究,そして企業化までを網羅し,たくさんの方に興味を持っていただける多彩な内容としました.特別講演には米国Brigham and Women's HospitalのD. Branch Moody教授を迎え,「複合糖質と感染症」セッションにおいて,免疫T細胞と糖脂質とかかわりについて口演をいただきます.糖鎖科学研究と周辺領域の融合を推進することを目指し,広く皆様の参加と議論をいただきグライコサイエンスの現状を正面,周辺から探り,今後の展望,施策などに役立てることを目的としております.

開催概要:
189人が参加(内,企業から52人),協賛企業15社,企業展示も行った.セッション2とセッション3を共催セッションとした.特別講演者として米国Brigham and Women's HospitalのD. Branch Moody教授を招聘した.また,他セッションでも2名の海外研究者の口演があった.

プログラム:
■10月26日(木)
○基調講演:谷口直之(JCGG会長)
日本におけるグライコサイエンスロードマップ

セッション1:糖鎖を介した微生物―高等生物との相互作用
座長:竹川 薫(九大),片山高嶺(京大)
口演者:竹川 薫(九大),片山高嶺(京大),Yann Guérardel(Université Lille, France)

セッション2:複合糖質と感染症
座長:山崎 晶(阪大),神田大輔(九大)
伊東 信(九大):病原性真菌の自然免疫系からの逃避戦略:糖脂質分解酵素の新しい役割
木下タロウ(阪大):GPIアンカー異常による補体制御不全と炎症
藤本ゆかり(慶応大):免疫バランスを調節する糖脂質
山崎 晶(阪大):レクチン受容体による糖脂質認識機構と免疫応答

特別講演:D. Branch Moody (Brigham & Womens’Hospital, USA)
The Surprising Nature of Human T cell Response to Glycolipids

プログラム:
■10月27日(金)
セッション3:糖鎖関連蛋白質の構造生物学研究
座長:角田佳充(九大),神田大輔(九大)
神田大輔(九大):アスパラギン結合型糖鎖転移反応の理解のための統合的構造生物学アプローチ
畠山智充(長崎大):海産無脊椎動物レクチンの構造多様性
角田佳充(九大):糖鎖合成酵素の立体構造解析

セッション4:糖と食と産業化
座長:隅田泰生(鹿大)
口演者:伊波匡彦・友利 誠(株・サウスプロダクト),吉永一浩(株・サナス),安部淳一(鹿大),吉﨑由美子(鹿大)

セッション5:糖鎖ナノメディシン
座長:三浦佳子(九大)
口演者:若尾雅広(鹿大),丸山 厚(東工大),Gaojian Chen(Soochow University, 中国),田中知成(京都工繊大)

セッション6:多糖マテリアル科学研究の最前線
座長:秋吉一成(京大)
口演者:原田 明(阪大),伊福伸介(鳥取大),櫻井和朗(北九州大)

ページの先頭へ