公募研究

動的構造生命科学を拓く新発想測定技術-タンパク質が動作する姿を活写する-
領域略称名:動的構造生命 領域番号:4602
第2期公募期間:平成29年度~平成30年度 (公募は終了しました)
文科省公募要領と計画調書の ダウンロード
 2)継続の研究領域 の様式S-1-21研究計画書(公募研究)を参照して下さい

静的ではあるが精密なタンパク質分子の立体構造は、生体機能素子としてのタンパク質の機能を説明することに成功してきました。しかしながら、生命現象の本質を理解するには、タンパク質が実際に働いている細胞環境などの現場において、過渡的にしか存在しない準安定状態を適切な手法を用いて動的に観測する必要があります。本研究領域では、磁気共鳴法、原子間力顕微鏡、結晶解析手法を新発想に基づいてさらに強力な計測手法へとバージョンアップし、新しい計算手法と集中的な応用によって検証を行います。構造生物学研究者と生命系研究者の密接な相互協力により、独創的計測技術の開発と普及を図ります。  

以下の研究項目について、計画研究や他の公募研究と積極的な共同研究活動を行い、新しい領域をともに拓こうとする意欲的な提案を募集します。また、新しい計測技術の開発を独自に目指す提案も等しく募集します。特に、若手研究者の提案を歓迎します。予備的な研究成果が出ており実現性の高い基盤的な研究と、挑戦的・萌芽的な研究課題の2つに分けて、異なる応募上限額を設定しました。公募研究の採択目安件数は、単年度当たりの応募額500万円を上限とする基盤的研究を10件程度、250万円を上限とする挑戦的な研究を16件程度予定しています。 研究計画調書にどちらの枠での応募であるかを記載することを希望します。 なお、研究分担者を置くことはできません。参考:平成27年度公募研究における平均配分額310万円,最高配分額470万円でした。

研究項目A01 では、生体高分子の動的性質をバイアスなく調べる測定法の開発とそれを支援する研究を行います。従来の手法の高度化に関する研究も含まれます。研究項目A02 では、細胞内などの生理的条件下での生体高分子の動的測定法の開発とそれを支援する研究を行います。ケミカルプローブ合成や細胞内導入法などの関連研究が含まれます。研究項目A03 では、新規測定法によって得られる結果の検証と応用研究を行います。計算シミュレーション研究も含まれます。研究項目A01とA02は測定技術開発に重点があり、研究項目A03は測定技術の利用に重点があることに留意して、適切な研究項目の選択を希望します。 純粋な細胞生物学や分子生物学の課題であっても、現在あるいは将来的に新規動的測定手法の有用なターゲットになることが期待されるなら申請を受け入れます。その場合、申請書に「分子的な視点」を盛り込んだほうがアピールすると思われます。

(研究項目)

A01
過渡的に形成されるタンパク質複合体の動的構造測定技術
A02
細胞環境下でのタンパク質分子の動的構造測定技術
A03
新規動的構造測定技術の検証と応用

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